第2章  放射線管理学

1)管理対象放射線源
□ 診療用X線装置は(  )KV以上(  )MeV未満である。 10   1
□ 診療用高エネルギー放射線発生装置は(  )MeV以上である。
□ 診療用放射線照射器具とは(  )MBqを超え(  )GBq以下の密封RIである。 3.7  3.7
□ 診療用放射線照射装置とは(  )GBqを超える密封RIである。 3.7
□ 放射線同位元素装備機器には(  )と(  )(  )などがある。 輸血用血液照射器具 
骨塩定量分析装置
ECD
□ 輸血用血液照射器具は(  )MBQqを超え(  )TBq以下の密封RI 3.7   200
□ 骨塩定量分析装置は(  )MBqを超え(  )TBq以下の密封RIである。 3.7   0.11
□ 3.7MBqを超える密封RIには(  )(  )がある。 60−Co  137−Cs
□ 3.7MBqを超え3.7GBq以下の密封RIには(  )(  )(  )などがある。 90−Sr 226−Ra 192−Ir
□ 3.7MBqを超え0.11TBq以下の密封RIには(  )(  )(  )などがある。 125−I 153−Gd 241−Am
放射線取り扱い施設
□ 診療用放射性同位元素使用室は(  )kBqを超える非密封RIを使用する。 3.7
□ 診療用放射線照射器具、照射装置、診療用RIを貯蔵するには(  )つきの貯蔵室または(  )の貯蔵箱が  必要である。 特定防火戸  耐火構造
□ 診療用照射器具は(  )の容器に入れて保管してもよい。 耐火性
□ 非密封放射性同位元素使用には排水設備、(  )、(  )を設ける。 排気設備  保管廃棄設備
□ 放射線治療病室とは(  )、(  )または診療用RIによる治療を受けている患者を収容するす病室である。 放射線照射器具 放射線照射装置
放射線障害
□ 放射線の人体への影響には(  )影響と(  )影響がある。 確率   確定
□ 早期影響には(  )(  )(  )(  )(  )(  )(  )などがある。 皮膚紅班 脱毛 白血球減少 
出血傾向 不妊 嘔吐 下痢 
□ 晩発影響には(  )(  )(  )(  )(  )(  )(  )などがある。 胎児奇形 白内障 放射線肺繊維症 骨髄炎 白血病 放射線癌
癌・悪性腫瘍
□ 遺伝的影響には(  )と(  )がある。 染色体異常 遺伝子突然変異
□ 確率的影響は(  )と(  )がある。 発癌  遺伝的影響
放射線障害の発症部位・発症時期別区分
□ 皮膚障害の早期障害には(  )(  )(  )などがある。 脱毛  紅班  色素沈着
□ 皮膚障害の晩発性障害には(  )(  )(  )などがある。 発癌  萎縮  老化現象
□ 血液障害の早期障害には(  )(  )などがある。 白血球減少  血小板減少
□ 血液障害の晩発性障害には(  )(  )(  )などがある。 悪性腫瘍  白血病  赤血球減少
□ 全身障害の早期障害には(  )(  )(  )などがある。 吐き気  嘔吐  全身倦怠
□ 血液障害の晩発性障害には(  )(  )(  )などがある。 発癌  老化現象  寿命短縮
主要人体臓器の放射線感受性区分
□ 放射線感受性が高い臓器は(  )(  )(  )(  )である。 骨髄 卵巣 リンパ組織
腸上皮細胞
□ 放射線感受性が中程度の臓器は(  )(  )(  )(  )である。 皮膚 肺 腎臓 肝臓
□ 放射線感受性が低い臓器は(  )(  )(  )(  )である。 筋肉 骨 神経 低酸素細胞
主要決定臓器と核種
□ 放射性鉄         55ーFe 血液
□ 放射性ヨード       131ーI 甲状腺
□ 放射性セシウム     137Cs 筋肉
□ 放射性ストロンチウム 90−Sr
□ 放射性ラジウム     226−Ra
□ 放射性リン        32−P
□ 放射性水銀       197−Hg  198−Hg 腎臓
□ 放射性コバルト     60−Co 肝臓
□ 放射性炭素       14−C 脂肪 骨
□ 放射性水素       3−H 全身
放射線による発癌率順位
□ 発癌率1位は( )( )( ) 胃 肺 結腸
□ 発癌率4位は ( ) 骨髄
□ 発癌率5位は( )( ) 膀胱 食道
被ばく線量レベルと放射線障害
□ 0.5 Svの全身被ばくの症状は(  )である。 白血球の一次的減少
□ 1.0 Svの全身被ばくの症状は(  )である。 吐き気 倦怠感
□ 3.0 Svの皮膚での症状は(  )である。 脱毛
□ 5.0 Svの皮膚では(  )生殖腺では(  )である。 皮膚の紅斑 不妊
□ 7.0 Svの全身被ばくの症状は(  )である。 死亡のおそれ
□ 8.5 Svの皮膚の症状は(  )である。 皮膚のただれ 水ぶくれ
□ 10  Svの皮膚の症状は(  )である。 潰瘍
各種放射線源の安全取り扱い上の留意点
診療用X線装置
□ 診断用X線管/照射筒の遮へい能力は、X線焦点から(  )mで(  )mGy/h 1   1.0
□ 口内撮影用X線装置の遮へい能力は、X線焦点から(  )mで(  )mGy/h 1   0.25
□ コンデンサー式X線高圧装置にて充電状態で照射時以外のとき、接触可能な表面から(  )cmにおいて(  )μGy/h以下 5   20
□ 通常透視線量率(  )mGy/h 50
□ 高線量透視線量率(  )mGy/h 125
□ I・Iなどの受像器の接触可能表面から(  )cmの距離において(  )μGy/h以下 5   20
□ 移動型・携帯型X線撮影装置はX線装置を(  )m離れた位置で操作できる構造とすること。
□ 胸部集検用間接装置は、受像器の一次防護遮へい体の周囲、被照射体の周囲の遮へい物から(  )cmの距離の空中では、1照射につき(  )μGy以下 10   1
診療用高エネルギー放射線発生装置
□ 診療用高エネルギー放射線発生装置の発生管の容器は、利用線錐以外の放射線量は利用線錐の放射   線量の(  )。 1/1000
□ 放射直後の不要な放射線の被ばくを低下するための防護措置(  )をする。 放射化対策
□ 放射線発生時にその旨を(  )するようにする。 自動的に表示
□ 扉が開放されているときは放射線の発生を遮断する(  )を設ける。 インターロック
診療用放射線照射装置
□ 収納容器は、照射口が開放されているときは1mの距離で(  )μGy/h 70
□ 照射口に適当な(  )を設ける。 二次電子ろ過板
□ 照射口は使用室の室外から(  )によって開閉できる構造とする。 遠隔操作
2)遮へい
遮へい
□ 点線源から離れる距離の2乗に反比例することを(  )という。 距離の逆2乗則
□  X線 γ線の遮へいにはPbやWなどの(   )の大きい物質を用いる。 原子番号
□ 実際の遮へい物としては(  )+(  )が利用される。 コンクリート 鉛
□ α線の空気中での飛程は数(  )であり、紙1枚で遮へいできる。 cm
□ β線の遮へいでは(  )に注意を要する。 制動X線の発生
□ β線の遮へいでは一次遮へい物として(  )の物質を置き、二次遮へい物として(  )などの高原子番号の物質を使用する。 低原子番号   鉛
線量について
遮へい物にかかわる線量限度
□ 人が常時立ち入る場所における線量限度を実効線量で(  )以下に遮へいすること。 1mSv/週
□ 事業所の境界及び事業所内の人が居住する区域における線量限度は実効線量で(   )以下とすること。 250μSv/3月
□ 病院または診療所の病室における線量限度は実効線量で(  )を超えない。 1.3mSv/3月
放射線管理区域の線量基準
□ 外部放射線に係る線量は実効線量で(  )以下とする。 1.3mSv/3月
□ 空気中の放射性同位元素の濃度は(  )ヶ月についての平均濃度が空気中濃度限度の(  )。 3     1/10
□ 放射線同位元素によって汚染される物の表面の密度は表面汚染密度の(      )である。 1/10
線量呼称の定義
□ モニタリング線量はICPR Peport(  )に示された人体組織等価の(  )で評価する。 39   ICPU球
□ 球中心線上で球の表面から70μm、1cmの深さにおける線量を、それぞれ(  )(  )と定義する。 70μm線量当量  1cm線量当量
□ 放射線作業従事者の実効線量限度は(  )mSv ただし、50mSv/年である。 100mSv/5年
3)廃棄物処理
□ 廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約を(  )という。 ロンドン条約
□ 特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律を(  )という。 バーゼル法
放射性廃棄物
□ 廃棄設備の外側における実効線量は(  )以下に遮へいできること。 1mSv/週
□ 医療用廃棄物は(  )への有料引取廃棄委託が原則である。 日本アイソトープ協会
□ 日本アイソトープ協会は(  )のものは取り扱いしない。 感染性
□ 核医学検査を受けた患者の排泄物、オムツなどは現法上(  )外での廃棄処分は不可能である。 医療施設
4)放射線管理の組織・機構
診療放射線機器のQA規格
□ JIS Z 4752−1では機器の品質管理上3段階の試験規格を区分している。この区分を述べよ。 受け入れ試験 現状試験 
不変性試験