Excelによる2次元 離散フーリエ変換

画像は2次元です。ここでは2次元の離散フーリエ変換をおこなわなければなりません。
 


2次元離散フーリエ変換をおこなってみる

  2次元で離散フーリエ変換をおこなってみます。

           4×4ピクセル画像(2次元)を仮定して2次元の離散フーリエ変換をおこないます。

@ 4×4に下のようなデーターを仮定して、Excelにデータを入力します。

0 0 0 0
0 10 10 0
0 10 10 0
0 0 0 0



A事象の入替・・・・・ データの入替をします。 

  画像を4分割して、第1象現と第3象現、第2象現と第4象現を入れ替える

                              

 

     

B 入替したデータの2次元 離散フーリエ変換をおこなう。
      (1次元フリエ変換を横方向に実施後、その結果を縦方向に1次元フーリエ変換するだけです)

    横方向への離散フーリエ変換

     1行目の横方向(x)への1次元フーリエ変換をおこなう。

      同様に2行目 3行目 4行目の1次元離散フーリエ変換をおこなう。


    縦方向の1次元離散フーリエ変換をおこなう

      A、B、C、D列についての1次元フーリエ変換をおこなう。

  

   これで2次元 離散フーリエ変換が終わりました。

B 2次元 離散フーリエ変換の結果を元の事象に戻す。
     (初めに画像の事象を入替ましたから、元に戻さないといけません)

             下の右上の結果の事象の入替をして右下の結果として2次元離散フーリエ変換が終わりとなります