DICOMデータ(4)−DICOMデーター
1.エディターで再度調べてみる
0080 0080 のタグがあります。このあとに4バイトの領域に値長さ(1E = 10進では30バイト)が記述してあります。そのあとにORIGINAL\P・・・・と30バイトで何かが表示されています。
次は0080 0016のタグがあります。このあとに値長さ(1A = 10進では26バイト)が記述してあり、そのあとに26バイト分の1.
2. 840・・・・と26バイト分の何かの表示ありますがあります。
次には0080 0018がきています。
次には0080 0020のタグがきました。
バイナリーエディターでみていくと このDICOMデータは
4バイトのタグ、値長さ(4バイト)、値(データ)の順に並んでいることがわかります。
2.DICOMデータの一般的なファイル構造
前のDICOMデータは4バイトのタグ、値長さ(4バイト)、値(データ)の順序でならんでいました。これはDICOMデータの中の1つの構造で、一般的には下に示すような構造になっています。
通常の型 タグ(4バイト)・VR(2バイト)・値長さ(2バイト)・値
VRがない場合 タグ(4バイト)・値長さ(4バイト)・値
VRがOB、OW、SQの場合 タグ(4バイト)・VR(2バイト)・空白(2バイト)・値長さ(2バイト)・値
ここでVR(Value Representation)とはデータタイプを示したもので、ASは年齢、OBはバイト列、OWはワード列・・・・
というように定義されたものは24個ほどあります。特別な意味はありませんので気にすることはないと思います。