DICOMデータ(2)−バイナリーエディタ−
1.バイナリエディタとは?
バイナリーエディタとは、ファイルデータのメモリを1バイトごとに区切って16進数表示させるものです。バイナリエディタはフリーソフトとして配布してありますので どこかのサイトから入手してください。(ここで使用するバイナリーエディタは「Stirling」を使用させていただきました)
1) バイナリエディターを起動します。
2) なにかのファイルを開きます(ここではデジカメで撮影したjpgf画像を選んでいます)。
3) すると、このようなウインドウに文字が表示されます。
●アドレス領域
ADDRESSと記述された部分があります。横の黄色部分と縦の灰色の部分のことです。DICOMデータ(1)で説明したようにメモリは1バイトで区切ってありました。このバイト箱の位置を示すのがアドレスです。メモリ箱は0からはじまるとも述べました。横の黄色の部分に00〜0Fまで表示されています。これは10進では0〜15番目
16個のメモリ)の位置を示しています。
2段目の08(12進数)は17番目のメモリを示しています。
●16進ダンプ領域
いろいろな数字(16進数)が書かれた領域が16進ダンプ領域です。ここには1バイトごとに記述された数値が16進数として表示されています。
●アスキー領域
一番右側の領域はアスキー領域といい、16進ダンプ領域の数値をアスキーコードに変換し文字として表示してあります。
〜メ モ〜
*30は10進数なのか16進数なのかを区別するために、16進の30は 0×30、30h &h30とか表記 してあります。
hはHexadecimalのhです。